放置しすぎたので、穴埋め的な。。。

 [ 以下は別のブログにUPした去年のM-1寸評です。あまりにも日記放置してたのでいちおう載せます。]

来ましたね今年も・・・笑いの祭典が!さあ今年のM-1も寸評したいと思います。今回も各芸人のファンの方に最初に言います。怒らないでくださいねwww

 POISON GIRL BAND⇒TOPバッターである不利とかそんなことは無関係に、案の定のダダスベリでしたねー(失笑)土台シュール系ってM−1で優勝は無理ですよ。独特すぎるのもそうですけど、去年まで三年連続出場の千鳥とか、過去二回出ているおぎやはぎとか。POISON GIRL BANDは漫才にはなっているし、コント寄りでないことは非常に好感持てますが、正直言って決勝に残るにふさわしいコンビではないなあと思いましたね。

 フットボールアワー⇒初の過去のチャンピオンが出場。「なんで今回出たのか?」という質問に、「漫才が好きで、気持いいから」的なこと言ってたんですが、、、単に過去のチャンピオンの中で一番ブレイクできなかったからじゃねーか、とか思ってしまいましたw一回目のネタは実は俺見たことあるんですよねwwwでも、それを差し引いても面白くないです。岩尾は顔芸取り入れてましたけど、それがブレイクできなかった理由だって気がつかないんですね・・・後藤も突っ込みが雑になりましたね。決勝ラウンドに残ったのは、ボクシングのチャンピオン裁定みたいなもんですね(苦笑)まあ、経験と上手さはあったし、基本的に審査員は上手さで選びますので(会場の笑いに流されてはいけないのですね。ちなみに島田と松本がいなかった年は会場に流されました。結果としてアンチャ優勝。M-1なのにコントやったくせに。。。)しゃあないなとは思いました。でも決勝のネタ最低でしたねwww後藤テンパってたし、力押しで大失敗です(爆笑←それが一番笑ったw)

 ザ・プラン9⇒俺の中では穴馬でしたね。評価は高かったです。何より五人でしか出来ない表現が最大の武器です。テンポも倍速以上ですからね。メンバーそれぞれがピン芸人で活躍しているし、中にはR−1(ピン芸人のためのM-1みたいなもの)優勝者の浅越ゴエもいるし、友近の恋人もいるしwネタも出来が良かったですよ。でも、、、上手さはやはりまだまだかなあと。新奇が先行した感が強かったです。もちろん、前の二組より面白いし、会場の反応も良かったです。来年も見てみたいですね^^

 麒麟⇒個人的感情抜きで、客観的には本命でした。ネタは相変わらずの上手さと完成度。しかし、その出場回数と上手さが仇になりました。簡単に言えば見慣れてしまい、新鮮さがなくなってしまったということですね。先回ってしまいますが、点数が同じ状況の笑い飯と一点差で決勝ラウンドに残ったのも皮肉な感じでした。まあ、優勝してほしいとは思うけれど、何か新境地が必要かもですね。。。

 トータルテンボス⇒うーん・・・ポインズンほどじゃないですが、よく残ったなあという印象。渋谷系と言われる所以の若者言葉を使ったスタイルや、逆に古風な言葉や難しめの言葉を使うそのアンバランスさ。言語的に非常に面白いし、その姿勢は好感持てます。しかし、やっぱり優勝はまあ不可能なコンビかなあ。。。

 チュートリアル⇒客観的に見ては対抗馬。個人的には願いにも似た本命でした!そして文句なしの完勝でしたね。見事としか言えません。彼らは本当に無冠の帝王なんですよ。新人賞しか取ってないんですよ(麒麟なんてMBS新世代漫才アワード笑い飯はそれに加えてNHK上方漫才コンテスト最優秀賞もとってますので)。先ずは、予選ラウンドのネタ。実は俺見たことあるネタでしたwでも、笑いました。徳井の引き込む力が倍増していました。決勝ラウンドのネタは初めて見ましたが、まあ文句なしでしょう。あとは総評で^^

 変ホ長調⇒出たwww初のアマチュアコンビ。正直、全くもって情報が無いんですよねwよってダークホースです。まあ見るしかないので、見る・・・うーむ。。。。。。あの、アマチュアでないと出来ないネタですよアレ(爆笑)DVD出るときは「ピー」入るんじゃないかなあw審査員が「ボーク」と言ったのは正しいです。決勝に残した勇気がすごいですね。非常にコメント難しいです。まあ当然上手くはないですが力の抜け加減は一番でしたw

 笑い飯⇒もう一組の対抗馬。何がすごいって連続出場できるその底力。本当に驚嘆です。し・か・し、ダブルボケのスタイルは麒麟以上に飽きられたのは明白ですね。松本の批評「スロースターター」という弱点が一点差で決勝ラウンドに残れなかった要因ですね。今回のネタはまあ優等生程度ですね。

 ライセンス⇒敗者復活は毎年ドキドキです。そして、このコンビが来た時はまあ驚きもあったのですが、納得もありました。加えて藤原一裕(ボケ)の低音ボイスが麒麟の川島との二重奏だと思いましたw実力はあるんで、安心感と、なにより敗者復活の追い風があるので期待したんですがね。敗者復活が強いのは当然なんです。なんでかというと50組以上いる敗者復活の中で一番。しかも客の前でやって大うけしたそのネタを持ち越せるので面白くない方がおかしいんですね。さて、期待のネタは「ドラえもん」。これはねえ、正直お客ウケはするけれど、審査員には厳しいですよね。漫才としてはあまりに安直。完成度は文句無いのですが、その部分と総評でも触れますが安易な物騒な発言がマイナスでしたね。

 さーて総評!先ず全体の流れとして、セクシャル&バイオレンスが目立ちました。〔出張ヘルス・行きずりの女、殺せ・アホかお前死ねえ・スタンガン〕などそこらへんの部分ですね。極端な暴力性やシモネタっていうのは素人でも笑いが取れるんですよね(仲間内の会話でも、思わず使ってしまうのではないでしょうか)。プロはなるべく避けてほしいですよね。
 また、審査員の渡辺正行は本当にいらないですねw春風亭小朝立川談志が復活してほしいです。もっと厳粛でいいですよあの席は。あと、今年も司会の今田はいっぱいいっぱいでしたねwwwまあ、過去の二人(赤坂泰彦山寺宏一)よりはマシなんですけど。今年は最後の総評で審査員のコメント掻き消しましたね、今田。もう少し頑張ってほしいですね。
 客席の芸能人についてですが、去年のようにVIP席じゃないのはいいことですねー。去年のアレは本当に無駄だったので。。。ちなみにその中に大林素子がいたのが爆笑でしたwww
 何と言っても、見事なまでのチュートリアルの完勝で幕を下ろし、今年も最高でした!!来年はどうなるのやら、今から楽しみですね^^ノ